京都とさおり

京都に移住した元埼玉県民、日々の記録です

【東本願寺】慶讃法要・彫刻ガイド

親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年の慶讃法要開催中の東本願寺

 

現役の彫刻師さんに、東本願寺の彫刻を案内していただける「彫刻ガイド」に参加してきました。

 

彫刻ガイド

御影堂門からスタートし、欄間(ランマ)門の中央上の龍を見上げます。

⑥道路側と、⑤お堂側、それぞれ作者の違う龍。

真下から見上げると、かなり分厚くなっていて、より立体感を感じます。

 

⑦虹染(コウリョウ)門の上の縦の木両端は、通常凹んで模様になっていることが多いですが、草木が立体的に彫ってあり、細かなこだわりを感じました。

 

 

御影堂に移動し、入って右側の奥。

④縁側の欄間

楓と鹿の彫刻は、一番間近ではっきりと彫刻を見ることができました。

 

 

御影堂の入り口階段上の木鼻(キバナ)両端の柱が飛び出た部分

阿吽の②獏(バク)

 

阿弥陀堂

①象

 

阿弥陀堂門は

⑧獅子

 

獅子は伝説上の生物ですが、この木鼻は、京都市動物園にライオンがやってきた直後に作られていて

実際のライオンを見て作ったとも言われているそうです。

真下から見ると、肉球がめちゃ可愛い💖

 

ライオン木鼻



御影堂の中は、黒で落ち着いた雰囲気。

楽器を持った天女さま達が舞っています。

 

阿弥陀堂の中は、金色で極楽浄土を現わしているそうで

孔雀と牡丹の彫刻でした。

 

お堂の中は静かで、いつまでも心穏やかに過ごせそうです。

 

 

彫刻ガイドツアーは普段はやっていませんが、

期間中じゃなくてもじっくりと彫刻を観察すると、

かなり楽しめそうです。

 

目を凝らして見ると、いろいろなところに彫刻を発見できるのですが、

多くが影になっていてはっきりと見ることができません。

 

ガイド中は、ライトをあてていただいたので、

かろうじて彫刻を認識できる感じでした。

 

ブログでは紹介仕切れないところや、私も発見できていないところがたくさんあると思いますので

 

気になる彫刻を見つけたら教えて下さい!

 

 

ガイドの最後には記念品を頂きました。

 

ただ参拝するだけでは知り得ないことを、たくさん知ることができて

とても楽しくためになるガイドツアーでした!

 

 

 

今回のツアーの様子は、サイト内で動画が公開される様ですので、

ぜひ見に行って下さいね!

井波彫刻師による東本願寺の彫刻ガイドツアー | しんらん交流館HP 浄土真宗ドットインフォ

東本願寺だけで無く、他の寺社の見方も変わって、

より寺社仏閣巡りを楽しめるようになると思います。

 

 

 

この日は、着物でイチゴコーデでした🍓