【長建寺】十石舟を見守る島の弁天さん
十石舟の乗舟場の向かい。
長建寺から見えるのは、待機中の十石舟が並び、後方には月桂冠大蔵記念館。
その光景は、タイムスリップしたような気持ちにさせられます。
通るだけで福が来るという山門をくぐり、弁天様にお参り。
京都で唯一、弁天様をご本尊としているお寺さんです。
手水舎は伏見名水のひとつ「閼伽水」(あかすい)。
隣にはカエルさんの像があります。
7月には、洛南三大奇祭のひとつ「伏見の弁天祭」が行われるお寺で、
「大護摩供修行」の炉が大きくて驚きました!
存在感のある鐘銅は、昔はさらに大きく、時を知らせるためにあったそうですが、
太平洋戦争の際に大砲へと変わり
今は和歌みくじの引けるみくじ舎となっています。
戦争は遺産も犠牲になっていたんですね・・・。
御朱印は書き置きが置いてあり、お金を入れて勝手に頂戴するフリースタイル。
期間限定のと3種ほどありました。
十石舟の前に参拝して、舟旅の安全を祈ってみてはいかがでしょうか?