京都とさおり

京都に移住した元埼玉県民、日々の記録です

【平等院】藤と極楽浄土ここにあり

例年より早めに藤満開の知らせ。

(京都1年目)

 

 

キャッシュレス化が進み、以前より見ることは少なくなったけど、

庶民のお友達10円玉でお馴染みの、平等院鳳凰堂

 

極楽浄土を体感すべく、宇治市に初上陸!

 

ついに!自らの目で直接見るときがきました!

 

拝観料600円で南門から入り、

(一方通行になっていますのでお気をつけ下さい)

 

鳳凰堂を裏手から眺めると、金の鳳凰がベストポジション。

 

 

 

左手不動堂の門をくぐって、奥には源頼政公の墓所

宇治平等院の戦いに敗れ、平等院内の扇の芝で自害されてます。

 

門を出て左手の小屋パチ○コの秘密の部屋くらいなで、拝観受付をすると

(表参道から入った場合は右手)

約1000年前に創建された世界遺産に、踏み入ることができます!

 

拝観料は300円で、20分ごとに50名まで。

 

私が受付をした時はちょうど出発時間だったので、20分ほど待ちましたが

藤棚を見ていたらあっという間でした。

 

団体さんと被ると、もっと待つことになりそうですので、

一周してきても良さそうです。

 

 

そして、4月17日(月)満開の藤棚

藤と平等院

 

良い景色過ぎ・・・

 

語彙力

 

 

この景色のために、来年の予約した方がいい・・・

 

 

時間になって、いざ、平等院の内部に・・・!

 

中は当然撮影禁止です。

 

係の人に案内されて、阿弥陀如来様のまえへ

 

平等院が創建された経緯や、

菩薩像壁扉画などについての説明がありました。

 

阿弥陀如来様の周りの壁、上部には、雲に乗った菩薩像が52躯。

 

楽器を持ったり、踊ったりしていて、人が亡くなったときに迎えにきてくださるそうです。

 

壁には、9通りの画。

人の生き方によって、9通りの迎え方があり、その様子が描かれているそうです。

 

これらは無料のミュージアムで間近に見ることができました。

 

 

10円玉の景色の、その中から見える景色も貴重で

 

まさしく極楽浄土の中にいるような、

極楽浄土にいくために生きていることが、身に染みこんでいくような感覚でした。

 

 

15分ほどの拝観の後は、あの景色へ。

 

正面から見る鳳凰堂は一層美しく

 

池に浮かぶような姿が

 

この世との隔たりを感じさせます。

さっきまであの場所にいたことが、入ってよかったの

か?って感じ

 

 

よくみる、水面に映る景色は、天気と時間帯が重要そうです。

 

 

誰しも、生きるのが辛いな。と感じることもあると思います。

 

ここに来たら、正しく生きればいずれこの極楽浄土の世界にいけると思うと

ひとつの希望になるような場所です。

 

京都市内の観光地に比べると、観光客は少なめで拝観もしやすいので

京都駅から約30分。

宇治の平等院へ、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

 

きっと見る人、来る日によって

いろいろな気づきがあると思います。