京都とさおり

京都に移住した元埼玉県民、日々の記録です

【壬生寺】大念佛会、700年の伝統

4月29日(土)

 

壬生寺特別公開・大念佛会が始まった初日に行ってきました。

 

壬生狂言のスタートは13:00~で

1回目 炮烙割り

2回目 鵺(ぬえ)

 

5回公演までありましたが、2回目まで観覧してきました。

 

 

壬生大念佛会は4/29~5/7

 

この期間、朝昼夜の勤行があり

壬生狂言は、昼の勤行としてご本尊に奉納するものです。

 

 

壬生狂言

円覚上人壬生寺で演説を行った時(鎌倉時代)

たくさんの人が集まり声が届かなかったので

パントマイムで伝えようとしたことが始まりで

 

特徴は

・台詞がなく、仮面をつけて演じる

・台本が存在しない、芸で伝える

・室町~現代までの仮面が約190

・演者は全員男性で、普段は会社員などの一般人で地元の人

などがあります。

 

台本なしで700年以上受け継がれてきたって・・・

 

 

期間中1回目の公演はすべて炮烙割り

節分で奉納した炮烙が割られ厄除け祈願します。

 

konthuarin.hatenablog.com

 

会場では壬生狂言の解説本が売られています。

前回は買えなかったので、無事ゲットできました!200円という安さ!

 

台詞がない分、いろいろな捉え方が出来るのも壬生狂言の醍醐味。

読む前に観覧して、物語りを想像するのもオススメです!

なのでココでもネタバレはしないでおきます。

 

 

 

次回壬生狂言が楽しめるのは

秋の特別公開

 

coming soon・・・



幕末、壬生寺近くの前川邸八木邸新選組の屯所となっていました。

壬生寺新選組訓練所として使われていたそうです。

 

局長近藤勇新選組隊士が、壬生狂言を観覧していた記録も残っています。