京都とさおり

京都に移住した元埼玉県民、日々の記録です

【吉田神社】追儺式

京都には、ある鬼の伝説があるらしい。

 

吉田山に鬼が現れて

吉田神社→八坂神社→壬生寺北野天満宮

と逃げ回わったのち、京都を出て行ったという話。

 

というわけで、京都に来て初めての節分はこの寺社を回ることにしました。

 

実際に回った順番は前後しますが、伝説になぞらえて吉田神社からご紹介します。

 

 

吉田神社には2月2日夕方に到着。

約800店並ぶという出店をチェックしつつ、境内を散策。

 

お菓子の神様「菓祖神社」には京都の有名なお菓子屋さんの名前が並び

 

全国の神々をまつる「大元宮」は、、↓↓

節分祭がなくても魅力的な神社すぎた!今まで注目していなかったのが恥だ!

 

 

そうしているうちに日が沈み、神社のライトアップが活躍し出した17時頃、何やら人が集まっているので、負けるのものかと(?)前方で待機開始。

いつ鬼が現れるのか・・・辺りはドキドキワクワク感と恐怖が入り交じる。

 

「鬼が現れました!」という放送の後(まるで避難訓練)、ついに鬼が!!

 

「グウォー!!」という大きな声と、ドスン。ドスン。という金棒を地面に叩きつける音が響く。

 

怒り狂う赤鬼

鬼は全部で3人(匹?)。

よく聞く赤・青・黄の筋肉質な身体に、ボサボサの長髪(新しいTSUBAKIの黒をオススメしたい)、虎のパンツだ!

 

前列で寒い中おとなしく待っていた子供たちを、舐めるように見て回る。

パパやママの言うことを聞いてよい子にしているか・・・声に出していない鬼の声が聞こえる。

 

鬼さんや、私は思うのです。

見て回るべきは、9割方袋代にかかっている綿菓子を欲しいと騒いでいる子供や、「ちゃんと育てる!」と言って「ちゃんと」が3日の金魚すくいをしている子供や、当たりの入っていないくじ引き屋の大人や、景品を固定している射的屋の大人。

探すべきは、参道の方だ!!

(前半は誰もが通る道だから、少し脅す位で良い)

 

鬼はしばらく騒いだ後、満を持してメイン舞台に向かって行った。

 

私たちの見えないところで弓矢での総攻撃に遭った様子。

金棒での至近戦を得意とあったする鬼には、流石に厳しかったようである。

 

さっきまで振り回していた金棒を、雨が止んだ時の小学生の傘かのように引きずりながら再び現れた鬼。

 

じゃんけんで負けランドセルを何個も持たされて、肩を落としている小学生のような鬼。

 

その姿は流石のen・・・(咳払い)

 

吉田神社を追われた鬼は、八坂神社へと舞台を変える・・・。

その他吉田神社や大元宮の写真も投稿しています。

鬼の現れた大元宮。

中央に八角形のお宮があり、後方に伊勢の内宮・外宮その間に記紀(古事記日本書紀)にも登場する八神殿跡。

左右でかこ囲み円になるように全国の神々。

異様にも思えるその形式にワクワクがとまらない~!!

 

 

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子供の頃のような髪になれる・・・