【五稜郭】日本初の西洋式城郭①なぜ星形にした？

北海道函館市

五稜郭といえば、特徴的な星形。

五稜郭タワーからみた五稜郭

この星形のお城は、稜堡式(りょうほしき)というもので、

ヨーロッパ式のお城。

銃での攻撃が主流となり、まっすぐに飛ぶ弾で死角がないように

丸みをなくし、星形になったそうです。

この五稜郭が作られたのは、幕末ペリー来航の後。

政治や防衛のため。

先の通り、銃に対応した城なのに

鎖国をしていてほとんど銃がないはずの時代、

江戸幕府の命令でこの城を作るのって違和感ありません？

ペリーさんが箱館港を開港したとして、銃を仕入れたとして

誰を相手に戦う想定？

五稜郭を考案したのが、

ヨーロッパの研究をしていた武田斐三郎氏だから

というのもありますが･･･

でもOKしたのは幕府･･･

それから約10年後に

江戸幕府を倒して、明治政府が誕生する戊辰戦争が起こって

箱館は最後の戦いの場となります。

戊辰戦争は約1年半の間続きますが

そのうち半年間は箱館戦争

そう考えると、かなり頑張って防衛してくれて

当初の目的を果たしている･･･？

実際に五稜郭に侵入してみると、本当に意味がわからないんです･･･！

こりゃあ新政府軍、攻めずらかろう･･･！

後編にツヅク

konthuarin.hatenablog.com

幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで （中公新書　2750） [ 金澤裕之 ]

五稜郭―幕末対外政策の北の拠点 (日本の遺跡)